今まで色々なチューナーアプリを試したり購入したりしましたが、ずっと探していた機能をもったチューナーアプリを見つけたので紹介します。
Tunable: Tuner, Metronome, and Recorder 1.2(¥360)
カテゴリ: ミュージック, ユーティリティ
販売元: AffinityBlue – Seth Sandler(サイズ: 12.5 MB)
全てのバージョンの評価: (25件の評価)
iPhone/iPadの両方に対応
このTunableは『チューナー』『メトロノーム』『レコーダー』が1つになっていてミュージシャンが楽器練習に使うのに便利なアプリに仕上がっています。ただ私が探していたのはTunableのチューナー機能で【周波数/Hzに特化したチューニングが可能】になっています。
- 鳴らした音を音名ではなくHzで表示してくれる
- 音が時間軸にそってグラフの様に表示可能。
- 基準のA(通常440Hz)を100Hz〜1000Hzで設定し、音で鳴らせる。
となっています。
他に中々ないHz対応のチューナー機能
写真のようにチューニングすると弾いている音の周波数と音名が表示されます。またリアルタイムで音の高さが時間軸にそって表示されます。
下の写真はベースでビブラートをかけてみた時のもので、楽器でビブラートの幅を揃えたりする練習にも視覚的に分かりやすく使えますよ。
また通常のチューナーは基準のA音を440Hzで音で鳴らせるものは多くありますし、キャブレーション機能により440Hzを410〜480程度の幅でかえることが可能なチューナーもあります。
しかし、なんとTunableは基準のA音を100Hz〜1000Hzまでの幅で設定する事が可能になっています。また基準音をピー音で出力可能なので100Hz〜1000Hzまでの音を出せるオシレーターとしても使えますね。最近よくみるソルフェジオ周波数(528Hz)などの音も出せます。使い方は下記のように簡単です。
●六角形の音名がキーボードになっていて押すと音が出せます。A4が基準音のAになりますので、デフォルトだと赤丸のA4を押すと440Hzが出ます。
●あとは【Setting】ページにあるキャブレーションを出したい周波数に設定してあげて、A4のキーボードを押せば設定した周波数が鳴ってくれます。
メトロノームと録音機能
メトロノームもシンプルで使いやすかったです。拍数は1〜16まで、連符は1〜8まで設定可能です。
またチューナー画面の時にも【右上にメトロノーム再生ボタン】が表示されているので、タップすればメトロノーム画面でなくてもCLICK音は出せますよ。
また録音機能も【RECORD】→【start recording】の2タップのみとシンプルです。ここでも練習に向いているなっと思ったのはメトロノームを鳴らしながら録音できる点です。なのでCLICKにあわせての楽器練習の録音は、そのままTunableだけで完結できるので便利だと思います。
だた音質はあまり良くないですが、これはメーカーサイドも練習録音やmemo用途と割り切っているんだと思います。
録音後のファイルも色々とシェア機能がありますので、メールでPCに送ったりオプションにはDropBoxやEvernoteに送ったりが可能です。
また六角形のキーボードのスケールも色々と選択が可能になっています。デフォルトはもちろん【平均律 Equal temperament】になってますね。【Setting】ページにある【temperament】から選択可能です。こちらも充実していますね〜。
わたし個人は持ち運べるiPhoneで周波数に特化したチューナーがあるといいなっと思っていたので、このチューナー機能のために買いましたが(笑)、多機能ながらシンプルな操作感で楽器練習にも使いやすいチューナーアプリだと思います。
こういったチューナーを探していた方や楽器練習に使えるアプリを探していた人におすすめのアプリです。
Tunable: Tuner, Metronome, and Recorder 1.2(¥360)
カテゴリ: ミュージック, ユーティリティ
販売元: AffinityBlue – Seth Sandler(サイズ: 12.5 MB)
全てのバージョンの評価: (25件の評価)
iPhone/iPadの両方に対応